毎月、内科に通院している。
医者が「逆流性…」と言いかけてから数秒あいて、「胃酸をおさえる薬を出しておきますね」と言ってパソコンに向かった。
原因はいくつかあると思うが、主な原因となってるのは、おそらく食べ過ぎだろう。
元々、自分は結構よく食べるほうだった。
本当は、給食の時にもおかわりしたいぐらいだったけど、おかわりジャンケンとかで前に出るのが恥ずかしくて足りたフリをしていた。
でも本当は結構食べるほうだった。カップラーメンを食べる時はおにぎりもセットにしていた。親戚からもよく食べる子だと言われていた。というより食べることをとにかく勧められていた。かなり痩せていたから心配に近かったのかもしれない。
中学、高校あたりがピークで、ご飯は4杯おかわりしていたし、親が職場で貰ってきたお菓子をくれた時にはその場でバクバク食べていた。
お弁当箱にご飯をつめるときは、基本的にお茶碗1杯か1.5杯までしか入らなかったけど、もちろん足りなかった。
高校は授業が夜間で、夕食の時間が授業前にあったけど、帰宅後の22時とか23時に2回目の夜ご飯を食べていた。
今でもその名残りで、夜ご飯を2回、日によって3回食べてしまうことがある。
特に職場ではすぐにお腹がすいてしまう。お腹が鳴りまくるのでとても恥ずかしいし、それをイジられてるので余計に恥ずかしい。だが残飯処理係として頼りにされてることは、少し誇らしいかもしれない。
学生時代など、とっくに終わっているのに、いまでも2、3人前を完食しているのは、食べることが好きだからというのもあるし、満たされてないとイヤだというのもある。
でも食べすぎてるんだろうな。胸焼けしてるってことはそういう事なんだろうな。
周りには自分より年上の人が多いので、まだ若いって言われるし、そもそも私は他人や自分の年齢を気にしないんだけど、それは気持ちの部分であって、身体はしっかり歳重ねてる。
ちょっと食べる量を減らそう。
そう考えながら、深夜。マックに立ち寄った。
バーガー2つとナゲット15ピースを完食した。
今日はそういう気分だったんだ。
食べたいと思ったら、いま食べたいんだ。