真っ暗な部屋の中で、朝から晩まで寝て過ごしていた期間があった。
ご飯も一日に一口どうにか食べれるみたいな状態。
生きてるか死んでるかよく分からなかった。
社会の歯車になれていない、誰の役にも立てていないことが嫌で、でも身体は思うように動かないし、ご飯も食べてないから頭は働かなくて、好きなことを考えることも出来なくなっていた。
丸1日ご飯を食べず、その翌朝に視界が変になったので、無理やりジュースをコップ1杯飲んだら体が受け付けなかった。
こうなる前に数ヶ月だけ働いて得ていた給料。息抜きとか休みの過ごし方とかが今より下手すぎたのと、日に日に食欲がなくなっていったので、稼いだ給料のうち2ヶ月分くらいは、ほぼそのまま残っていた。
でも、朝から晩まで部屋にいる日々。お金を使う場面はほとんどなかった。椎名林檎のアルバムを買う時に使ったぐらいか。
この時期の記憶はぼんやりしている。上記のように覚えてる部分もあるけれど、もっと色々していた気がするのに、何をしていたのか思い出せない。
そんな中で強めに覚えてるのは、リズムゲームをしていたこと。
喜怒哀楽の感情も壊れ果てていた頃だから、その時間が最高に楽しいとは言えなかったが、フルコンボを目指して集中してる分、ほかの余計なことを考えずに済んで、脳内を音楽が支配してくれた。
数百万ダウンロードされていた人気のリズムゲーム。イベントでの順位は常に50000位圏内で、最高順位は30000位圏内。これがリズムゲーム有識者の方々にとって、すごいのかどうかは分からないけど、自分的には頑張った方だと思ってる。
音楽って聴くだけでも気分を変えてくれたりするけど、リズムゲームとして遊ぶことで、さらに音楽を身体に染み込ませてるんじゃないかな。ライブに行く感覚とはまた違った体験が出来ていると思う。
難易度高めの曲でもフルコンボが出来るようになったことで、喜びの感情が少しずつ戻ってきたし、よくよく聞いたら歌詞も良いなと気づいて、またそこで言葉に対する愛が蘇ったりもしていた。
頭の中がモヤモヤしてどうにもならない時は、寝るのが一番かもしれないけど、寝ることも出来ない時は、朝までリズムゲームをする日があっても全然いいと思う。