今週のお題「読んでよかった・書いてよかった2024」
本は時々読む。電子書籍よりも紙の本が好き。読んでる内容が物として存在してるのが良い気がする。あと、紙の本のほうが頭に入ってきやすい。個人的な感覚。
今年読んだ本は、エッセイ集、写真集、キャラブックなど。そのうちの8割9割は、お笑い関連の本だった。
いまも読んでる途中の本が5冊ぐらいある。読みかけの本があっても、気になる本を見つけたら買ってしまう。
内容に入り込みすぎて時間を忘れることはあっても、感動して泣くことは少ないほうなのだが、今年は泣いた本がいくつかあったので、それについて書こうと思う。
①リラックマ ずっといっしょセット
リラックマ。だらだらすることが大好きな茶色いクマのキャラクターだ。背中にはチャックがついている。仲間であるキイロイトリや、白いクマのコリラックマなども人気。
リラックマが登場したのは2003年。登場したばかりの頃からずっと好きなキャラクターだ。
本屋さんで、四コマ漫画などのコミックエッセイが置いてあるあたりを見ていたら、リラックマの本をいくつか発見した。
「リラックマ そばにいます」
「リラックマ ここにいます」
「リラックマ いつもいます」
小さめの本が3冊並んでいる。サイズ的にも三部作の絵本かな?と思ったが、帯にはこんな言葉が書いてあった。
「ページを開くと、リラックマたちがいます。いつでも、どこでも、なんどでも、リラックマたちに会うことができますよ。」
このときの私は心が疲れ果てて闇を見てるかのような状態だった。そのせいか、この帯の言葉を見ただけで読みたくなった。リラックマに会いたいと思った。
でもどうする?3冊あるみたいだけど、どれから買う?
迷っていると、3冊がバラで並んでいるすぐ隣りに、BOXを発見した。
「リラックマ ずっといっしょセット」
バラで並んでいる3冊がひとつになったセットだ。
BOXの表紙では、リラックマ、キイロイトリ、コリラックマが、こちらをのぞきこんでいた。
御三方の可愛さに負けて、BOXを買った。
短いながらも深い言葉と、思わず微笑んでしまうような、あたたかみのある絵が交互に書いてあった。頭に入れる情報を制限したいと思うぐらい疲れていた私には、これぐらいのシンプルさが丁度良かった。短い言葉が心に水と栄養を与えてくれた。ホワホワしている絵にも癒され、気づいたら涙が出ていた。
リラックマがずっといっしょにいてくれる、という安心感を得た3冊。1BOX。
リラックマの口が「人」みたいになってるところも可愛らしい。