青色茶碗

思考回路をクールダウンさせるために更新するブログ。AM0:00~AM8:00の間に投稿することが多いです。

他人には話しにくい類の仕事

私がしている仕事の業種は、どちらかというと、他人には話しにくい類のものだ。

業種とは、「おさかな屋さん」「ケーキ屋さん」みたいに、何を売ってるかによって分けられるものだ。

勤務期間が伸びていくにつれ、「他人には話しにくい仕事をしている」という感覚は少しずつ無意識にバグって、ついつい、普通のテンションで話してしまうことがある。

もう自分の中では普通になっている仕事のこと。だけど、世間一般的には、普通とはされないようだ。

 

数年前、知り合い数人と近況を報告しあっているときに、私が自分の仕事について、なるべくオブラートに包んで話した。

ほとんどの人が「なるほど、そういう仕事もあるんだね」「なんか楽しそうだね」的なことを言ってくれたが、ひとりだけ、何のリアクションもせず、信じられないとでも言いたそうな表情をしている人がいた。驚きとか興味関心と言うより、否定的な表情だった。

少し悲しかった。でも仕方がないことだし、オブラートが足りなかったのかもしれない。

このような状況に直面するたびに、自分の感覚が世間一般的に見るとバグっているんだなと自覚する。バグっているつもりなんてないけれど。何が正しいか、何が良いのかは、多数決で決まりやすい世の中だから、少数派の意見はどうしても変なものとして扱われてしまう。

 

ぼかして話すって結構神経を使う。ぼかしたら自分の仕事について話せることは半分以上減る。

こちらがオブラート薄めというか、ほぼ無い状態で普通に話しても、自然なテンションで興味を持ってくれる人の存在は、とても嬉しくて安心する。

 

 

あくまで、SNSで見た一意見だが、どうやら自分の仕事の業種は、軽蔑の対象の範囲内にあるようだ。

まあ分かってはいたが、改めて一意見として目に入ってくると、こんなにも悲しくなるのか、と思った。心が痛い。自分の仕事に誇りを持っていて、同じ業界で働く人たちのことも尊敬しているから、余計につらい。

自分が思っている以上に、世間は優しくないみたいだ。あくまで一意見だとしても、その投稿がある程度拡散されているあたり、賛否両論あることは確かだ。

昔よりは寛容になったみたいだが、それでも話題になるたびに、まだまだ賛否の差が激しいんだなと感じている。個人のみならず、たとえビジネスでも、軽蔑することなく受け入れてもらえるとはかぎらないんだと、実体験から感じている。

 

自分が今している仕事を永遠に続けるつもりはないが、いまこの仕事をしているというのもなにかの縁で、自分がここでやるべき事、出来ることがまだ残ってると思う。

いまの仕事をしている間に自分には何ができるだろう。同じ場所、同じ業界で働く人たちの為に自分に出来ることは何だろう。

決しておおきなことは出来ないとは思う。自分に出来ることなど限られてくるけど、その中でも、少しでも傷つかずに過ごすためのなにかが出来たら、貢献できたらいいなと思っている。