青色茶碗

思考回路をクールダウンさせるために更新するブログ。AM0:00~AM8:00の間に投稿することが多いです。

穏やかに終わることのほうがレアな可能性

なにかが終わりを迎えるとき、穏やかに終わる可能性って、どれぐらいなものだろうか。

世間を騒がすようなこともなく、ただ話し合いをして、円満に終わり!って出来たものが、これまでにどれほどあったのだろうか。

 

あの人達は、問題を起こして解散。

この人達は、メンバー同士の対立で解散。

ギリギリ円満に終わったかと思えば、終わったあとから色々と問題が発覚することだってある。

最近ではそんなことが多い気がする。

いや、最近に限った話ではなく、昔からあったのかもしれない。ただそれに注目してなかっただけで。

 

両親が離婚した時なんかも、めちゃくちゃだった。

一度愛し合った男女でさえ、別れるとなったらあんなにグシャグシャする。いや男女だからこそか。そこに愛があったからこそグシャグシャするのか。全組がそうとは限らないだろうけど。

 

目に見えてグシャグシャしなくても、「不穏だな」ってなにかで察してしまったり、あるいは察することを求めるように、無言で強制するように、あえて不穏な空気を出してきたりするパターンも見てきた。

そんなの出されたところでなあ、と思う。不機嫌をアピールして周りに気を遣わせる人が時々いるけれど、あなたのために生きてないしなあ…と思うあの感じに似ている。モヤモヤを抱かせるメリットがあるのか分からない。

介入できず見守ることしか出来ない周りの人間が安心できるような、穏やかな終わりの形って、なかなか見れない気がする。

 

だからこそ、穏やかに終わっていくものには感謝しかない。裏で色々あったにせよ、それを表に出さず最後まで笑顔でいてくれると、安心してこちらも笑顔で手を振れる。

その後も継続して穏やかであり続けてくれることが一番。幸せでいてくれたらそれでいい。