青色茶碗

思考回路をクールダウンさせるために更新するブログ。AM0:00~AM8:00の間に投稿することが多いです。

何でもやりたい人生楽しみたい

展覧会【GLAM ―黒柳徹子、時代を超えるスタイル―】を見に行ってきた。

服やアクセサリーなど、黒柳徹子さんの数々のコレクションが多数展示されていた。

どれもきらびやかで、個性的で、ドレスから着物まで色んなものを着こなしていて凄いなと思ったし、比較されたり決めつけられたりしやすい現代の中でも、ブレずに着たいものを着て、心惹かれるものを大切にする意識、姿勢が美しい。

 

テレビで見る度に惹かれるものがあって、もっと黒柳徹子さんの世界観にふれてみたいなと思っていたところ、今回の展覧会の開催を知ったので見に行ったが、今回私は黒柳徹子さんが「リメイクの女王」と呼ばれていることを初めて知った。

スカートやワンピースなどを繋ぎ合わせて、新たな服に変える。私は古着が好きなので、古着屋さんに行くとそういう服を見ることもあるけど、リメイクされた服も素敵だなと改めて感じた。

 

ふと思ったのは、私は何でもやりたいんだな、ということ。

一応いまは、仕事の中で自分の得意なことを活かして、好きなことを出来ている。

環境も良いし楽しいけれど、これを永遠に続けようという気がない。好きなことを出来ているという感覚よりも、得意なことを活かせているという感覚が強いから。

 

昔、尊敬していた人が言っていた。「マルチプレイヤーになりたい」と。

その感覚に近いかもしれない。私はひとつの事に集中するのは得意ではある。でも、それだけをやりたいわけじゃないんだ。

洗い場を任されたとしても、ずっと永遠に洗い場だけ担当するのは、心が耐えられない。ある程度効率よく洗えるようになってきたら、他のこともやりたくなる。だから調理もする。注文も取る。レジも打つ。実際、飲食店でアルバイトをしていた時の私は、8割、9割のことが出来るようになっていた。

そうすることが許されないなら、たぶん私は他の場所へ行ってしまう。もっと世界を広げたくなる。

 

今は、ざっくり言うとデザイナーみたいなことをしてるけれど、デザインよりもアートに偏ったこともしたくなるし、パソコンだけじゃなくて紙と鉛筆だって使いたい、エアブラシを使いたい、裁縫もしたい、ピアノを始めたい、ギターを弾きたい、歌いたい、踊りたい、映像を作りたい。。。(すでに実行して世に出てるものもある)

あげたらキリがないくらい、自分の手で出来ることはなんでもやりたい。「あとここからはお願いします」じゃなくて始まりから終わりまで全部自分で完結させたい。

作るものによっては無理があることかもしれないけど、それでも極力自分でやりたい。

お願いすることも出来るし、そうせざるを得ない場面もあるんだけど、1ミリのズレが気になって修正をお願いした時の、相手の表情が気になりすぎるし、こんなこと言うなら自分でやれよって話だよな…と自分の中で思ったりして苦しくなるし、だったら最初から自分で出来るようになっていれば、他人の手を煩わせることもないだろう、という考え。他人の反応を気にしすぎた結果出てきた考え方でもある。

 

この世の全てを味わいつくしたい。

作ることはやめたくない。

落ち込むことがあって途切れることはあっても、そこだけは、完全に投げ出したくはない。