今週に入ってから、頭痛がひどくて、ほとんどの時間を寝て過ごしている。
インドア派ではありながら、やりたいことが常にある状態の私にとって、寝て過ごさなきゃいけない時間というのは、泣きたくなるほどつらい時間だ。
この頭痛は、治療法が確立されていない類の頭痛だ。
現在は漢方と、時々鎮痛薬を飲んでどうにか誤魔化しながら生活している状態だ。
治療を始めたばかりの頃と比べて、圧倒的に良くなってきていて、頭痛が起こる頻度もだいぶ減ってはいるが、それでも突発的に起きてしまう。鎮痛薬も手放せない。
鎮痛薬は異なる成分のものを2種類、常備しているが、最近は3種類の常備を検討している。周りの人からは、ロキソニンを常備してる時点で心配されていたが、3種類ともなると、もうかける言葉がないのではないかと思う。これでも最初よりかは、かなり良くなってるんだよ、本当に。
その時々で効く薬が違う。その時の体調次第で「この感じだと、カロナールじゃなくてロキソニンが効くかな」と予想はある程度出来るようになった。
でも、飲んでみるまでは、効くか分からないことが多い。
一度飲んでもう1回、他の薬を飲む場合でも、基本的には5~6時間あけるのが望ましいと言われているから、最初に飲んだ薬が効かなかった時は、ひたすら痛みに耐え続けて待つしかない。
そんなわけで、今回、2回連続でハズレを引いてしまった私は、3種類目の鎮痛薬を先程飲んで、ようやく少しだけマシになってきた。
それで調子に乗ってこの記事を書いてる。
早く寝た方がいいに決まってる。でも昼間も調子が悪くて12時間ほど寝ていたので、寝れなくなっている。
その時の体調次第では、どの薬も効かない場合がある。朝から晩まで苦しむ。無理やり寝て、寝ている間だけは痛みを感じなくなり、目覚めるとまた痛みが復活してくる。自然に痛みが消えるまで、耐えるしかなくなる。
でも、ひとつ不思議なのは、そんな状況になっても、ラジオ番組を聴くと、朝から晩まで苦しんでたことが嘘みたいに痛みが消える。
ラジオ番組は色々あるけれど、聴いていて痛みが消える番組はひとつしかない。それが「MUSIClock+」、通称みゅじぷら。
昨年の夏頃、脈打ちすぎて爆発するのではないかと思うくらいの頭痛に襲われていた。
しかし、いつも聴いていた「MUSIClock」(みゅじぷらの前身番組。通称みゅじろく)の放送が始まる2時間ほど前から痛みが消えていき、放送が始まった頃には完全に消えた。
この日は「くちイントロクイズ」という企画にも電話で参加させていただいた。スマホの調子が悪かったのか、事前に声が遠いと言われていたので、私は信じられないほどの大声で話し、イントロも大熱唱した。それでも頭痛が酷くなることはなく、逆に元気になった。
放送が終わって4時間ほど経つと、また徐々に体調が悪くなっていき、頭痛は再発。
しかし翌日また「みゅじろく」を聴き始めると、頭痛もおさまり、その後に病院に行く予定があったが、なぜ来たのか分からないほど元気になってしまった。
今も、薬を飲んでからまだ20分も経ってないのに、タイムフリーで「みゅじぷら」を数分間聴いただけで、痛みが消えてしまった。
よく「頭痛に効く音楽」「痛みを緩和する音楽」みたいな、ヒーリングミュージックがあって、それに頼ってみることもあるのだが、今回はそれも効かなかった。
でも「みゅじろく」及び「みゅじぷら」は、それ以上の効果を発揮している気がする。
もちろん、全員が必ずしも「みゅじろく」「みゅじぷら」を聴けば頭痛や体調不良が緩和されるというわけではないが、
自分が好きなラジオや音楽を聞いたら、ヒーリングミュージック以上に、癒され、安心感を抱き、幸せな気持ちになり、それが苦しみを和らげることに繋がるのではないか、と思った。
ラジオに関わらず、そういうものは人それぞれにあるのかもしれない。
でも私は、他にも好きなラジオ番組や音楽があるけど、それらを聴いても、痛みが消えるようなことは経験したことがなかった。
なんだろう。ドーパミンが出過ぎてるのかなあ。それはそれでなんか怖い気がしちゃうけど、そんな事でもないような気がするなあ。
科学とかでは証明できないような何かが起きてるのかも、などと思ったりする。
見えない不思議な力…を、何でもかんでも信じてるわけじゃないし、疑わしいものも多いけど。
でもこれは、ある種の不思議な力がはたらいてる気がしちゃう。