青色茶碗

思考回路をクールダウンさせるために更新するブログ。AM0:00~AM8:00の間に投稿することが多いです。

椎名林檎の歌と、私の人生(2)

 

前回の(1)はコチラ

 

⑥修羅場

2005年。ドラマ「大奥」の主題歌。

当時はドラマの詳しい設定などを十分に理解出来るような年頃ではなかったが、何となくドロドロした話を好むことが多かったので、大奥のテレビドラマは2003年、04年、05年と3年連続で見ていた。設定こそ理解しきれなかったが、「女の人って怖いな…」と初めて感じたのは大奥を見た時だと思う。

そこでエンディングに流れてきて初めて聴いたのが「修羅場」。タイトルは知らずにいたが、歌い出しの時点で「カッコよすぎる!」と感じて、ドラマの世界観にものすごく合ってる曲だなぁ、この歌っている人は和服が似合いそうな声をしているな、などと思っていた。

MVも、音楽番組かなにかで、フルで見た。あの白い世界は一度見たら忘れられなかった。

そのMVで椎名林檎の姿を見た。人生で二度目だったが、前回見た時は自分が幼すぎたのと、前回見てから6年経過していて、椎名林檎のMV内での印象がかなり変わっていたので、そこで「あの時の!」と気付くことはなく、そして椎名林檎東京事変という名前を知ることもなかった。

 

⑦能動的三分間

前回から4年経って、2009年。

朝に学校へ行く準備をしていた時、あのCMが流れてきた。

「三分間でさようならはじめまして」

ウォータリングキスミントのCMだ。

なんてオシャレな曲だ…曲もそうだが映像も良すぎるではないか。

そして「このカッコイイ女性は誰だ?」と思った。ここでもまた、「修羅場」で見た時の椎名林檎と印象が違いすぎて、同一人物だと気づくことが出来なかった。

私はこの時、椎名林檎という名前よりも先に初めて「東京事変」という名前を知った。

ウォータリングキスミントのCMで、下に歌手名が表示されているのを見逃さなかった。

しかし、曲名までは知ることが出来ず、「三分間でさようならはじめまして」という歌詞が記憶に残り続けた。

 

⑧勝ち戦

2010年に、ウォータリングキスミントのCMで流れていた曲。これも同じく、登校日の朝にテレビから流れていた。

バケツにホースで遠めの距離から水を入れるバージョンと、そのバケツをすごい勢いでぶん回して投げちゃうバージョンに分かれていたが、2連続で流れることがほとんどで、1本のCMみたいになっていたのが個人的に新鮮だった。

「水が入ったバケツをぶん回しても水は落ちてこない」という理科的なことを知ったのは、この時が初めてだったかもしれない。

東京事変という名前は少しずつ記憶に浸透してきたが、椎名林檎の存在は、まだ知らなかった。前回のCMと同一人物だと気づくことも出来なかった。当時の自分の過ごし方を考えると、単純に人の顔を覚えることが苦手だったという可能性はある。

 

ドーパミント!

同じく2010年。ウォータリングキスミントのCM曲。見たタイミングも前回と同じだった。

CMのラスト、椎名林檎の手の動きと同時に噴水が弱まる場面を見て「あれすごいね!難しそうだね!」などと誰かに話した記憶がある。

椎名林檎の姿が再び変わっていたことで、前回のウォータリングキスミントのCMとは違う人が出ているんだな、と思っていた。

 

空が鳴っている

2011年。ウォータリングキスミントのCM曲。

カラフルなライトに照らされて水中にいるっぽい椎名林檎に心奪われた。(この時も同一人物だとは気づかず)

髪のふわふわと浮いてる感じ、視線、スローモーション、ライトの色合いも、好きな要素が多かった。好きな要素しか無かった。心が溶けた。

このCMを見たことで、私は「宙に浮いてる人」「水中にいる人」の絵を描くことが好きになったし、そういう人の姿を想像するだけでドキドキした。性癖のひとつなのかもしれない。

 

この頃までは、特に自分が日常生活で目立つことも無く、平穏な日々が続いていくものだと思っていたが、ちょうどこの年から変化が多くなっていった。

 

いずれ更新する(3)へ続きます。